LITTLE BUSTERS 02 プリーズ・ミスター・ロストマン〜リトルバスターズ(静岡〜愛知)

プリーズ・ミスター・ロストマン(静岡)

富士山の存在感が違うぞ静岡。

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確かに学生の時静岡出身のやつが、事あるごとに静岡側から見る富士山は凄いぞと息巻いていた。駿河湾に面する地域はどこ走ってても常に富士山が視界に入る。しかもでかい。

そんな富士山を右側の視界に捉えつつ新東名高速で西を目指す。久々に通ったけどやっぱ時速120キロ制限はいいね。三車線だし一本一本が広い。ずっと直線。

この辺のアルバムからマイフット まではほぼ同時に聴き始めてるから初めて聴いたシチュエーションとかはもう思い出せないです。しかしもう怒涛の3期ですよ、これがピロウズ !今までの雰囲気とは土台からして違う!

流れてくる全ての音が良いなと改めて噛み締めるんだけどそれも当然、思春期の入り口あたりで、カッコイイ音楽ってこういう奴の事だよって初めて教えてもらった曲たちだから、今の自分の価値観を3期ピロウズで作っちゃったのよ。

今の心境と照らし合わせるとアイスピック、ストレンジカメレオン、スワンキーストリート、プリーズ・ミスター・ロストマンの歌詞が見事ぶっ刺さったねえ…

2期までのやり方じゃ評価されず、バンド内の衝突とか、ピロウズは俺のバンドなんだって気持ちとか、ならいっそ本当に自分がやりたいように好きにやってそれが売れなければこの曲はもう音楽業界への遺書だ。

おそらくそんな気持ちで当時のさわおさんの全てをかけたのがストレンジカメレオンで、その次に来る曲が誰の記憶にも残らないほど〜で始まるのはずるい。しかもタイトルはスワンキーストリート、これから派手な道を突っ走ってやろうってことでしょ?

やっぱり成功する人って自分が正しいと思えるやり方に全て賭けて、貫き通した先に本物の価値を得ているんだろうな。

自分に足りないのはなんだろう。貫くに値する対象か。それとも貫く覚悟か。

リトルバスターズ(静岡〜愛知)

広い、でかい、長いぞ静岡。プリーズ・ミスター・ロストマンはついに静岡から抜け出せなかったわ。

いきなりタイトル回収だけどやっと旅の序盤が終わったくらいだよ。

このアルバムも思い出深いねえ。中学の頃まだ親と車でどっか旅行行くことが多くて、片道3時間とかだと中学の入学祝いで買ってもらったMP3プレーヤーに入れた曲をずっと聴いてた。なぜかその時よくリトバスをかけてたんだよね。

フリクリピロウズ を知ったのでよく考えれば初めて聴いた曲はOne Lifeになるのか。ライドンの印象があまりにも強すぎてずっと忘れてたけど。

ど頭から脳が痺れるくらいのオルタナで、バラード調の落ち着いた曲も織り交ぜつつ、ピロウズ を語る上で外せないハイブリが生まれる。ブルドラなんてピロウズ を好きになるような人の全てに深く突き刺さるでしょ。このアルバムがファンネームを冠しているのも納得。

新東名のどストレートはハイブリとブルドラを熱唱しながら駆け抜けるには最高だったよ。そんなこんなで順調に愛知に入ったのでした。